아마존의 새로운 AI 승부수··· ‘알렉사+’에서 주목할 만한 8가지

1년 넘게 베일에 싸여 있던 새로운 AI 강화 버전의 알렉사+(알렉사 플러스)가 마침내 모습을 드러냈다. 파운드리 산하 언론사 PC 월드는 26일 미국 뉴욕에서 열린 공개 행사 직접 참여해 새로운 음성 비서가 어떤 기능을 갖췄는지 직접 확인할 수 있었다. 공개 행사 후, 참석자들은 시연 공간으로 안내됐다. 이곳에는 여섯 개 정도의 개별 시연실이 마련돼 있었으며, 여기서 알렉사의 새로운…

칼럼 | AI옵스 도입, 먼저 ‘IT 인프라’를 살펴봐야 한다

인프라 분야에서 디지털 유산(또는 ‘레거시’)는 매우 중요한 역할을 한다. 자체 데이터센터의 인벤토리는 중장기적으로 사용 가능한 기술을 결정하는 핵심 요소다. 이때 얻는 지식은 경영진이 현실을 직시하는 데 도움이 된다. 이를테면 AI에 대해 큰소리치던 사람들도 기존 IT 인프라를 살펴본 후에는 금세 조용해지곤 한다. 인프라 차원에서 인공지능은 주로 AI옵스(AIOps, IT 운영을 위한 인공지능)로 활용된다. IT 운영을 최적화하기 위한…

‘AI 에이전트 탐나지만…’ IT 리더를 주저하게 하는 ‘몇몇’ 이유

작년 획기적인 기술로 이목을 집중시킨 에이전트형 AI가 올해에는 대규모 배치 단계에 진입할 전망이다. 1월 KPMG의 대기업 고위 임원 100명을 대상으로 한 설문조사에 따르면, 12%의 기업이 이미 AI 에이전트를 배치하는 중이다. 37%는 시범 단계에, 51%는 검토 단계에 있다. 그리고 10월에 발표된 가트너의 보고서에 따르면, 2033년에는 엔터프라이즈 소프트웨어의 33%가 에이전트형 AI를 포함할 전망이다. 2024년의 수치는 1%다. 가트너는…

메신저 앱 시그널, 스웨덴 정부가 암호화 접근권 요구하자 “차라리 철수하겠다”

스웨덴 당국이 메신저 앱 시그널(Signal)에 추후 데이터 소환이 필요할 경우를 대비해 모든 보안 메시지와 일반 텍스트 사본을 저장할 것을 요청했다. 지난 26일 시그널 CEO는 이 규정에 따르기보다 차라리 스웨덴에서 사업을 철수하겠다고 밝혔다. 이는 한 보안 메시지 기업과 한 정부의 규제 차원을 훨씬 넘어서는 문제일 수 있다. 유럽연합 역시 유사한 규제를 검토 중인데, 대부분 데이터에 대한…

IBM, 신규 LLM ‘그래니트 3.2’ 출시··· “작고 실용적인 AI 기능 제공”

IBM에 따르면 그래니트 3.2 모델은 허깅 페이스(Hugging Face)에서 허용되는 아파치 2.0 라이선스에 따라 사용할 수 있다. 일부 모델은 IBM 왓슨x.ai(IBM watsonx.ai), 올라마(Ollama), 리플리케이트(Replicate), LM 스튜디오에서 27일부터 즉시 사용 가능하며, IBM은 곧 레드햇 엔터프라이즈 리눅스(RHEL) AI 1.5에서도 제공돼 기업과 오픈 소스 커뮤니티에 새로운 기능을 제공할 예정이라고 밝혔다. 주요 기능은 다음과 같다. 문서 해석 작업을 위한 새로운…

알리바바 클라우드, AI 기반 동영상 생성 모델 ‘Wan2.1’ 오픈소스로 공개

공개 대상은 비디오 파운데이션 모델 ‘Tongyi Wanxiang(통이 완샹)’의 최신 버전인 Wan2.1 시리즈 중 140억(14B) 및 13억(1.3B) 매개변수 모델 4종이다. 각각 T2V-14B, T2V-1.3B, I2V-14B-720P, I2V-14B-480P인 4종의 모델은 텍스트 및 이미지 입력을 기반으로 고품질 이미지와 영상을 생성하도록 설계됐다. 올해 초 공개된 Wan2.1 시리즈는 중국어와 영어에서 텍스트 효과를 지원하는 AI 영상 생성 모델이다. 복잡한 움직임을 정밀하게 처리하고, 픽셀…

CISA, 어도비·오라클 소프트웨어의 역직렬화 버그 경고

미 사이버보안 및 인프라 보안국(CISA)이 어도비와 오라클 이용 조직을 대상으로 경고를 발했다. 양사의 서비스에 영향을 미치는 치명적인 취약점이 실제로 악용되고 있다는 진단이다. 이 미국 사이버 보안 감시 기관은 24일 알려진 취약점 카탈로그(KEV)에 어도비 콜드퓨전(CVE-2017-3066)과 오라클 애자일 프로덕트 라이프사이클 매니지먼트(PLM)(CVE-2024-20953)의 취약점을 추가했다. “이런 유형의 취약점은 악의적인 사이버 공격자들이 자주 사용하는 공격 경로이며, 연방 정부 기관에 상당한…

日本ラグビー協会、メディア戦略にクラウドをどう活かす?

ラグビーを身近に、欠かせない日本ラグビー界のメディア戦略

日本のラグビーを支えるのはJRFU、ラグビーリーグ「ジャパンラグビー リーグワン」を運営する一般社団法人 ジャパンラグビーリーグワン(JRLO)、ファンエンゲージを受け持つジャパンラグビーマーケティングの主に3組織だ。JRFUのメディア事業部門長として3団体と契約し、映像管理や放映権に関する業務を受け持つのが室口裕氏である。

JRFUは活動指針「Japan Rugby 2050」において、「ラグビーが世界一身近にある国へ」をミッションに、再びワールドカップを日本に招致し、世界一になることを目標に掲げている。

ラグビーを身近にする上で、メディアが果たす役割は大きい。メディア戦略を立てるきっかけとなったのが2022年のリーグワン発足だ。”トップリーグ”として親しまれた社会人リーグを、全26チーム・3部制のリーグとして再編成した。その際、それまで放送局であるJ SPORTSが制作していた試合映像を、自分たちで公式映像として制作することを決定した。

「それまで試合映像の著作権を有していなかったため、プロモーションの際に放送局などから入手する必要があった。JRFUとJRLOが公式映像制作を行うことで映像を自由に活用できるようになり、SNSやプロモーションに活用できる土壌を作ることができる」と室口氏は狙いを説明する。

だが、放送局にしてみれば映像の著作権は重要な財産だ。そこで、J SPORTSに対し、それまでの放送権売買の関係から「一緒に作る関係」になることを提案し、丁寧に時間をかけて双方が合意に持っていった。

著作権を保有することで、自社メディアでの活用だけでなく他のメディアへの提供も容易になり、メディア露出の機会が広がる。商用利用の増加は、新たな収益の柱となる可能性も秘めている。

このような新しいメディア戦略のもと、2022年より事業共創パートナーという枠組みを作り、J SPORTSとの提携を通じてリーグワンの公式映像制作を進めている。2024年からは、ラグビー協会の男子15人制の代表戦にも拡大した。

AWSと提携、クラウド活用で可能性を広げる

日本ラグビー界のメディア戦略において重要な役割を果たすのがAmazon Web Services(AWS)だ。

AWSの技術としては、試合会場から送られる中継映像をエンコーディングしてクラウド環境にアップロードする「AWS Elemental Live」、ストリーミング映像をエンコーディングするライブビデオ処理サービス「AWS Elemental MediaLive」などを採用。動画コンテンツは「Amazon S3」に保存し、プレビューや検索用のインデックス化を進めている。

俊敏性や経済合理性はクラウド共通の特徴と言えるが、エコシステムの魅力は大きかったようだ。リモートコメントシステムのSpalk(後述)など、利用したいサービスがAWS上で提供されている点は他にはない点となる。これにより、映像の受け渡しがスムーズになるなどのメリットがあるからだ。AWS上でエンドツーエンドのシステムを実現することで、互換性テストなどの開発工数を省くことができ、マネージドサービスの利用により管理負荷も軽減できると判断した。「料金体系が明確なので、納得感を持って対価を払っている」とも評価する。

AWSとの協業を通じて構築した動画・写真保管用のアーカイブシステムにより、試合中および試合直後のメディア露出が可能になった。公式SNSアカウントでリアルタイムの試合映像を配信したり、他社へのメディア提供を行うこともできる。2023-24シーズンでは、リーグワンの公式サイトで毎週1試合の生配信を実施した。映像を使う基礎は作ったものの、当初は一部チームしか活用しておらず、促進という面では今後に向けて課題も残っているようだ。

ラグビーファンに国境はない。当初からグローバル展開を視野に入れ、遠隔からコメントをつける機能を提供するSpalkと提携。2023-24シーズンでは、各節2試合をフルリモートで英語コメントを付けて衛星回線にアップリンクし、海外放送局への配信も実現している。

さらなる取り組みも進んでいる。会場からの映像をクラウドにアップリンクすることで、ビデオ判定の”テレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)”を遠隔から行うことが可能になる。JRFUは2024年8月、日本女子代表の試合でクラウドを利用したTMOの実験を行い、成功した。レフリーの移動コスト、中継のための機材の運搬・設置などのコストなどが削減でき、レフリー間のナレッジの共有も進む。それだけでなく、1試合でも多くの試合が中継可能になる、と室口氏は期待を寄せる。

今後は脳震盪の疑いのある選手を一時退出させるHIA(Head Injury Assessment)にも拡大する。映像から脳震盪が発生するパターンの分析も視野に入れている。

成功のポイント:何を実現したいのかを明確に伝える

これまでの取り組みを紹介しながら、室口氏はクラウドのメリットとして効率化をあげた。実際に担当として動いているのは2〜3人、「いかにして効率化して展開するかを考えながら進めている。それを実現するのがクラウド」と室口氏は話す。

試合映像を管理するシステムはわずか3ヶ月で構築した。AWSとの良好な関係が基盤にあることは、日本ラグビー界のメディア戦略に追い風となっている。「我々は競技団体の運営がメインで、技術に詳しくない。AWSの担当者とは毎週のように打ち合わせをした」と室口氏、そこでは、疑問を一つ一つAWSにぶつけて解決を図り、AWSは豊富なクラウドサービスの中から最適なソリューションを提案、さらにはSpalkのように、AWSのパートナーネットワークを活用することで包括的な解決策を提供してもらっているという。

「商品を買うのではない。何をしたいのかの実現に向けて手伝ってもらう」と室口氏はベンダーとの関係を表現した。だが手放しでできたわけではない。最善の結果を引き出すため、打ち合わせ内容の資料は自分でまとめ、次回の打ち合わせの冒頭で自分の理解とベンダーの目線を合わせ、齟齬がないように努めた。「打ち合わせしたことを自分で言語化するのは簡単ではなかった」。このように、何をしたいのかを明確にし、きちんと伝えることが成功のポイントの1つだと強調する。

また、IT化すれば業務が楽になるというわけではなく、逆に負担が増えるケースもある。「そこは気を配った」とも。「クラウドで開発する上で、具体的な運用方法を想定しながら計画することが重要だ」という学びも共有した。ユーザーの使いやすさとシステム化の折り合いを見つけることを心がけている、と続ける。

JRFUのメディア戦略は続いている。リモートでのTMOとHIAの実用化を進めるほか、中継映像制作をクラウドで行うクラウドプロダクション、機械学習やAIを利用した選手のパフォーマンス分析やメディカル面での活用など、さらなる展開を計画している。



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